北海道テントサウナ団ブログ

北海道でテントサウナをしています

バキバキに凍った北海道の湖でテントサウナしてきました!

どうも!北の国から、ジ、ジュ、ジュワ〜〜〜(ロウリュ音

北海道テントサウナ団です。

 

さて、またも我々は世界的にも高い透明度を誇る北海道を代表する湖にきています!

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日本最北の「不凍湖」と言われています。

 

かなり深い湖としても有名で、下に暖かい水の層があって、冬でも水面を温かく保つために、通常は凍ったりしないのです。

 

しかし!!

なんと!!!!

バキバキに凍った!!!!

とのニュース

 

なれば、テントサウナ団、行くしかありませんよね。

 

場所は有名なところ、我々以外にも写真を撮りに来たカップルや、ダイビングなど真冬のレジャーを楽しむ人々がチラホラ。

バッキバキに凍っているじゃあありませんか!

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早速雪の積もった湖岸を足で整地し、テントを建てていきます。

このテント、かなり感覚的に作られており、組み立てが簡単。2人でも難なく設営できました。建てたと思えば、既に友人、火を起こしているではありませんか。

 

さっそく服を脱ぎ脱ぎ、テント内に籠る我々。

あったけ~~~~

 

ストーンも十分に温まったことですし、(牢名主のような、サウナでロウリュを独り占めするおっさんもいない、ここは我々の自由なサウナなのですから!!!)さっそくサウナストーンにアロマ水をかけていきましょう(まずはユーカリ

 

じゅわ~~~

早速、蒸気があふれ出し、天井にたまっていきます。

たまった蒸気を下におろせば

すでにそこはサウナ…

きたーーーーーーーーーーー!!!!!!

ぱっきりとした空に、ぎゃん冷えした湖、

 

うお~

そろそろか

うお~~~

そろそろだよ そろそろだよ~

うおおおおおお~~~~~~~

 

十分に身体を温めて、勢いよくテントを飛び出し、湖面に向かってダイブ

うぎゃーーーーーーーーーーーー

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これが氷の浮かんだ湖へのダイブ、アヴァントウィンティ!!!!(「Avantouinti」 https://fi.wikipedia.org/wiki/Avantouinti

 

これはサウナ界に名高い名古屋はウェルビー栄の誇る、氷点下水風呂「アイスサウナ」を超えた・・・・・

とてつもない冷感・・・・

室内では到底再現不可能の、ノーフレイバーな水、しいて言えばこれが湖の水の味・・・・

そしてどこまでも見渡せそうな水中(水中眼鏡推奨)・・・・

しかし、あまり長く浸かってはいられない!!!

 

ヒィ~~~~~~~

 

ばしゃ!ばしゃ!ばしゃ!(走りながら湖畔に戻ってくる音)

急いで湖畔に戻って、タオルで水分をふき取り、用意したととのいチェアに身を投げ出せば・・・・

そこには静寂がありました。

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風のない良く晴れた日でした。人々の憩いの声が聞こえてきます。遠くから。私は思わずつぶやきました。「静かだ…」。友人も応えます。「静かだね」。私たちは互いにエコーのように応じ合って、ただそれだけで言葉を交わすことを止めてしまいました。語るべきことは無限にありましたが、その中から何を語るべきか…空は晴れ渡り、山も湖面もすべて光り輝き、ああ印象派の画家たちは絵具を持って戸外に飛び出し、物質が照り返してくる光の中にすべての事物を描きとめようとしたのだという心持が湧いてくるのであるが、だとすれば物質とは光であり、加速された粒子が光であり、空間のゆがみそれ自体である重力にとらわれて固執した粒子により形成されて在るものが感じている光の速度からの遅れが時間であり、波=襞の中に、諸波のすべてが存在し、存立平面を構成する此性、此の視点とは複数の波が構成する此の瞬間の此の私であり、閾を跨ぐことで、波と波の間で波を感じることで私が此処に存在している自己言及を為し、波はそれぞれの波動を合成しては音楽となり、音楽とは事物以前の普遍性であり(ニーチェ悲劇の誕生』)、宇宙の一端を諒解したと思う瞬間が宇宙内に存在することのフラクタル

 

ハッ! 快楽は永遠ですが、身体はいつの間に冷えてきています。

二回目のサウナに突入しようかという時、遅れてきた友人が到着しました。

 

裸の男二人に迎えられて、気恥ずかしそうですね(しかし、そのような人間的な感情など…この喜悦に比すれば…などとまだおかしい私は思うわけですが…)

 

早速テントサウナに入って、もう一度ロウリュです。

じゅわわ~~~~~~

じゅわわ~~~~~~~

しばし温まり、



彼も早速、凍てついた湖にダイブ!!!!

うぎゃ~~~~~~~

ばしゃ!ばしゃ!ばしゃ!

 

曰く「緊急事態宣言!!!!!!!」

 

爆笑する我々。

 

そう、この日は鈴木知事が北海道でのコロナウィルス感染予防のために緊急事態宣言を発令した日だったのでした。

そうしましたら、写真を撮りに来た男性が、外国の方でしょうか一緒にいらしていた女性の方に語りかけているではありませんか。

「彼らはコロナに罹らない…」

 

そうなのです。この冬、テントサウナで身心を調えた私たちは、確かに風邪の兆候がありません。

年々、寒さが厳しくなる時期には腰など痛みだして忍び寄る老いにビビらされていた日々は終わりました。

寒空を吹きすさぶ風よりも冷たい湖水にアヴァントウィンティするだけで、無上の悦びと心身の健康が得られるのです。

 

爽快~


その後3時半くらいまで、サウナ、ロウリュ、アウフグース、アヴァント、涅槃を繰り返し、またも湖畔に沿って走り出し、湖面に向けて正拳突き、お腹もペコペコ、ガリっと片付けて、撤収。天のびろくの餃子買って、ラーメン食って帰りましたとさ。

 

それでは来週もまた北海道のどこかの水辺で会いましょう。

 

サウナラ!!!